―”Pocket monster Platinum”Play diary―
#06.やぶれたせかいへ


ふぅ……落ち着け久方……。
前回のアレは罠だ……罠なんだ……ヘンサムの罠なんだ……。(←絶賛八つ当たり中)


というわけでギンガ団アジトから続けます。
ギンガ団員たちを蹴散らし、アカギさんの部屋を目指してGO。

仮眠室のベッドの中にピッピ人形を置きっぱなしにした奴、正直に名乗り出なさい。

そうこうしているとアカギさんの部屋の前に到着。うわっ、暗い部屋だなぁ!!
カギを使って扉を開き、部屋に突撃。

アカギ「……来たか」
シドー「ああ。望み通り来てやったぜ」
アカギ「先程の演説、聴いていたな」
シドー「……気づいてたのか」
アカギ「フフフ、あれはウソだ」
シドー「何だって?」
アカギ「もちろんわたしは新しい世界を生み出す。だがそれはギンガ団のためではない。わたしはわたしのためだけに新しい世界を望むのだ」
シドー「……テメェってやつは……」
アカギ「そうでなければ完全な世界はあり得ない。何しろギンガ団の連中は揃いも揃って役に立たない不完全な奴ばかりだからな」
シドー「……神様にでもなったつもりかよ、テメェは」

アカギ「ここに来た理由はわかる。エムリット、アグノム、ユクシーの3匹のポケモンのことだろう」
シドー「ああ。とっとと返しやがれ」
アカギ「あのポケモンたちはもう必要ない」
シドー「……何だと?」
アカギ「君が引き取ってくれるなら処分する手間が省ける」
シドー「テメェっ……!」
アカギ「それにしてもキミには呆れたよ。そもそもあのポケモンたちとキミは関係ないのだろう?」
シドー「……お人よしなのは生まれつきでね。治そうにも治らねぇのさ」
アカギ「なのにかわいそうというくだらない感情のため助けに来るとは愚かすぎる」
シドー「『くだらない』……だと?」
アカギ「心という不完全なものが感じる憐れみや優しさ。
    そんな曖昧なものに突き動かされここに来たことをわたしが後悔させてあげよう」

シドー「かかってきやがれ……テメェだけは許さねぇ!!」


というわけでアカギさんとバトルその2。
アカギさんのポケモンはニューラ♂Lv.44、クロバット♂Lv.44、ドンカラスLv.46。
今回は「最後のポケモンか」でした。前回みたいにぶっ飛んだこと言わなくて良かった(笑)
アカギさんには悪いけど、どうやらシドーが本気出したみたいであっさり勝利。正直、こいつ歴代主人公の中で一番バトル弱いのに。

アカギ「面白い。そして興味深い」
シドー「興味深い……だと?」
アカギ「なるほど、強い。そしてその力の源はポケモンへの優しさというわけだ」
シドー「……」
アカギ「……もったいない。そんなものはまやかし、だ」
シドー「何だって?」
アカギ「見えないものは揺らぎ、消えてしまうものなのだ。死んでしまえばなくなるものだ」
シドー「何言ってやがる……」
アカギ「だからわたしは全ての感情を殺した
シドー「……!!」
アカギ「……まあ、いい。キミとは分かりあえないだろう」


アカギさん名言きたよー!! うは、今作もばっちり健在!!
そしてアカギさんからマスターボールをもらうシドー。

シドー「こいつは……」
アカギ「そのマスターボールはどんなポケモンでも捕まえる究極のモンスターボール」
シドー「究極の……」
アカギ「だが、このわたしには必要ない」
シドー「は? 何でだ?」
アカギ「キミたちトレーナーのようにポケモンをパートナーとはしない。他のギンガ団のようにポケモンを道具にもしない。
    わたしはポケモンの力をわたし自身の力とする」

シドー「……?」


そして去って行こうとするアカギさん。あぁ、切ない……。

シドー「……待て。何でテメェは俺にこれを?」
アカギ「湖のポケモンたちを助けるなら、この先のワープパネルに乗るがいい」
シドー「オイ……」
アカギ「わたしはテンガンざんに向かう。頂上で新しい世界を生み出さねばならないからな」
シドー「ちょっ……待てっ!!」


……今回会話成分多くてスミマセン。しかも何かイタい。
大好きなんですこの場面。脳内で勝手にシドーがしゃべりたくってたんです。

アカギさんの部屋の奥からアカギさんが演説してたステージに行けてうはうは(笑)

それはともかく奥の部屋へ。
うわ、研究室っぽいところの怪しさが倍増してる。マッドさがアップしてる。
研究員のセリフも「ううっぷ……今回の実験は……アカギ様に……ついていく自信がなくなってしまった……」「うう……気分が悪くて何も言えないの……。作り出されたあれ……一体何に使うのかしら?」に変わってるし。何か怖ぇ!

一番奥の部屋に行くと、クロワッサターンとプルートが。
ああ、いたねこんな奴も。出てきた時は嬉しかったけど、あまりにも影が薄すぎて忘れてたよ。
どうもこのじいさん、よからぬことを考えってるっぽい。アカギさんを呼び捨てにしてるし。
っつーか笑い方が「ふひゃひゃ」なのが激しく気になる。

クロワッサターン「お前……ポケモンを助けるためにわざわざここまで?」
シドー「よぉ。誰かと思えばいつぞやのクロワッサンじゃねぇか」
クロワッサターン「……いつものことながら、ボスの考えはわからない。なぜこんな子供を自由にさせておくのか……?」

シドー「わ、悪かった。そんなに怒るとは思ってなかった」

とりあえずサターンとバトルに。あっさりと倒します。
それにしても前から思ってたけど、勝ったときのサターンの「強い! だが哀れだな」っていうセリフが非常に気になります。 それはともかく、3匹を解放。サターンはどこかへ消え去りました。
やっぱりプルートのジジイは何かたくらんでるようです。あぁもう、惑星からはぶられたってのにせっかく入れてもらったんだからもうちょっとおとなしくしなさい! 序盤の影が薄いからって暴れるな!


とりあえず、アジトを出てテンガンざんへ。
壁画の場所に行くと、うおっ、すげぇ!破片が散らばってる!
そこへヘンサムが。お前、アジトにいないと思ったらどこ行ってたんだ。

ヘンサム「そこの穴……元々は頂上への道をふさいでいた壁画があったらしい……」
シドー「ああ……前来た時見たよ。ってか、ここに頂上への道があるって知られてたのか……」
ヘンサム「だが、それも壊れてしまった。湖の3匹が捕らえられてから何かが狂いだしているのかもな」
シドー「あぁ……これ、アカギがぶっ壊したわけじゃなかったのか」
ヘンサム「原因はギンガ団のアカギだ!」
シドー「元をたどれば結局アカギか」
ヘンサム「さて、そこでだ。君がこれより先に進めるほどのトレーナーなのか、腕試しさせてもらおう!」
シドー「!!!?
ヘンサム「………………………………ははは、そんなに身構えなくてもいい。わかっているよ。
      私では君にかなわないことは」
シドー「……お、お前……トレーナーだったのか……
ヘンサム「そしてアカギにも幹部たちにもかなわない……」
シドー「お前何しにここ来た?
ヘンサム「頼む! ギンガ団を止められるのは君だけだ!
      今の私にできることは昔の任務先で手に入れたこれを君にあげるぐらいだが……」


そう言ってヘンサムからくろいビードロをもらいました。昔の勤務先ってホウエンか。
ってか何、これってヘンサムがチャンピオンフラグ?(絶対違うよ)

あちこちにいるギンガ団員を蹴散らしつつテンガンざんを登る。
前回やった時はどこに行けば分からなくてずっと迷ってたけど、今回はおぼろげな記憶を引きずり出して何とか大丈夫。


―やりのはしら―

何かやりのはしら、以前よりグレードアップしてる感じ。
到着したらまずは下っ端2人とダブルバトル。これはあっさり勝利。
次にマーズとジュピターが。そこにセドナ登場!
キタァァ! 主人公・ライバルのタッグバトル!! 燃える展開!!
マーズ&ジュピターVSシドー&セドナ! アツいバトルです!
そしてバトルに勝つと、セドナはシドーのポケモンを回復してくれました。
セドナは「後は任せるからな!」とシドーに言い残し、テンガンざんを駆け下りていきました。

一方、奥ではアカギさんが。

アカギ「………………………………。新しい宇宙を作る用意は全て整った。
    今全てが終わり、そして全てが始まる。
    湖の3匹の結晶から作りだしたあかいくさりと!
    わたしがそれをもとに科学機械で作りだしたもう1本のあかいくさりで異次元の扉を開いてやる」


アカギさんSUGEeeeeeeeeeっ!!
それにしても『科学機械』っていうフレーズで吹いてしまうのは自分だけですかそうですか

アカギ「そしてわたしのためにその力を使え」

そう言うと、アカギさんの周りに鎖が漂います。うは、何かすげぇ。それにしてもどういう使い方だよそりゃ

アカギ「時間を操る神話のポケモンディアルガ……そしてもう1匹、空間を司る神話のポケモンパルキアよ」

画面が振動し、2つの黒い球が。
そしてその中からディアルガとパルキアが登場。

アカギ「この時を待っていたぞ、ディアルガにパルキアよ。この世界を形作るのは時間と空間の二重らせん。
    ならばわたしはお前たちの持つ能力をわたし自身の力として、新しいギンガを! 宇宙を誕生させる!
    今の不完全で醜い世界は消えるがいい。一度全てをリセットする。
    究極の世界、完全な世界を作るため、心といった曖昧で不完全なものなどなくなれ」


な、何かメッセージの出方がぼんやりしてる。すげぇ、芸が細かい。
それにしても、前作から思ってたんだけど、銀河=宇宙じゃねぇぞアカギさん?
まぁ、天の川銀河系消せば地球は消えますがね。

上画面には怪しげな空とテンガンざん。
そして下画面にはユクシー、エムリット、アグノムのシルエットが。

アカギ「……やはりな。知識の神ユクシー、意志の神アグノム、そして感情の神エムリット……。
   (ここでシドーの方向く)シンオウを護るため、哀れなポケモンたちが来たか。
    精神のシンボルとされる湖の3匹がそろってこそ、時間、空間のポケモンどちらか1匹とバランスが保たれる。
    だが、ディアルガとパルキアの2匹が同時に現れてはどうすることもできないだろう」
シドー「お前……何つーことを……!」
アカギ「さて。今までわたしのやることに楯ついてきたがそれも許そう。何しろ今から全ての心が消えるのだから。
    キミから! キミのポケモンから! キミの大事な人たちから……!
    ようやくわたしの夢が叶う時がやってきたのだ!」

シドー「冗談じゃねぇ……!! ふざけんな!!」

アカギさん! もうやめて!
久方のライフはとっくに0よ!!(絶賛悶え中) orz


その時、突然辺りが暗く。

アカギ「何だこの気配……。何者かが怒り狂っている?」
シドー「な……何だ……?」

アカギさんの背後に影ができ、その中からギラティナ登場!!
ようやくキタァァ!! 主役キタァァ!!

アカギ「面白い。影でしか出てこられないポケモンがいるのか」

ギラティナが翼を開きます。っつーかでけぇ!!

シドー「こ……こいつは……!!」
アカギ「それにしても愚かな……。ディアルガ、パルキア2匹の力を操るこのわたしに……」

その時、ギラティナの翼の形が変化。棘というか何か猫の手? みたいな形になります。
まーわかりやすく言えば「ロックマン3」のニードルマンの頭部のような感じ?(わかりにくいわ)

シドー「……!!」
アカギ「このアカギにさからららららららら……!!

A・KA・GI・SA・N・!!
ちょっ!! 製作者ぁ!! 出て来ぉいっ!!(爆笑)

そしてアカギさんの立っていた場所にはブラックホールの様なものが。
そこへ何とシロナさん登場。何と唐突な……!

シロナ「何て事……!」
シドー「シロナさん……どこから……」

そして2人の周りをユクシー、アグノム、エムリットが飛びまわります。
エムリットはシドーとシロナさんの前で一瞬止まり、そしてまた飛んで行きました。

シロナ「ごめんなさい、遅くなって」
シドー「謝ることねぇよ。お前が来るとは思ってなかった」
シロナ「神話を調べていてわかったの。この世界を作る時生み出されたディアルガとパルキア。
    実はその時もう一匹ポケモンが生まれていたらしいの。
    ディアルガにもパルキアにも負けないぐらいの力を持ちつつ、語られることのなかったポケモン。
    それが、ギラティナ!」
シドー「ギラ……ティナ……」
シロナ「でね、もうひとつの世界というか、私たちの世界の裏側……そこに潜んでいるんですって!」
シドー「もう1つの世界……」
シロナ「さっきの影……あれがギラティナだと思うの
   (周りを見回す)柱が歪んでいる……。あの穴が出来て、もうひとつの世界とつながったせいね。
    このままでは歪みはシンオウ全体に広がり……世界は壊れていく……」
シドー「……」
シロナ「さあ、アカギを追いかけましょう!」
シドー「……だが断る。

    シロナさんよ。俺はなぁ、シンオウも世界もアカギも正直どうでもいいんだ。
    だけどアイツのことは知ってる。あの影から出てきたポケモンのことは俺は知ってる。
    世界の裏側に住むポケモン……ギラティナ。
    ディアルガをダイヤ、パルキアをパールとするなら、アイツはさしずめプラチナってところか。
    面白いじゃねぇか。……オレはアイツには興味がある。オレはアイツに会いたい」


シロナ「準備をするのね。じゃあここで待ってるわ」

シドー「……チェッ。どうもうまく伝わらねぇみたいだな」

適当に準備をして、よし、OK!

シドー「いいぜ。行こうか」
シロナ「急ぎましょう!」

不思議な穴をとおって、シドーとシロナさんはこの世の裏側へ……。


たどり着いたのは、今年の映画に出てきた反転世界とそっくりな場所でした。ま、映画は宣伝兼ねてるから当然か。
足場があちこちに浮いてます。うは、酔いそうな世界。

シロナ「ここ、は……。ポケモンのいる気配もなく、時間は流れず空間も安定していない、掟破りの世界……。
    やぶれたせかいと呼ぶべき空間……」


名付け適当だなぁオイ。

ギラティナを探そうとすると、シドーとシロナの上空をギラティナが飛んで行きました。
さて、移動してみましょうか。
うおぉ! 広いところの移動は普通だけど飛び石みたいになってる所面白いぞ!! ぴょいんぴょいんって感じでシドーが跳ぶぞ!!
他にも決まった場所に乗ると動く岩とかいろいろあってこの世界面白い!! 気に入った!!

歩き回っていると、エムリットが登場。一瞬現れて消えていきました。
な、何しに来たんだテメェ……(鬼ごっこのトラウマ)
垂直になっている岩に近づくと視点が回って主人公が水平向きに立ってる! おぉ、こんなのCMで見た!
すげぇ! 何ていうか本当にすげぇ!
視点がくるくる回るから本当に画面酔いしそうになるけど(笑)面白いぞやぶれたせかい!!
でもタウンマップの表記は208番道路……。納得いかん。

シロナ「わずかに伝わるギラティナの神話……そこで語られていたこの世の裏側……それがこの世界のこと。
    この世界の役割……そしてギラティナはただ1匹でなぜここにいるの?」
シドー「……さぁ、俺にもそれはわからねぇな」
シロナ「………………。わからないことばかりだけど今はやることがあるわね。
    一緒に行くよりも手分けして正しい道を探しましょう」


勘弁してくれ。ただでさえ自分方向音痴なのに。

前後左右上下に動く岩に乗り、シドーはどこへ行くのか……。
次回へ続く!


それにしても今回、気持ち悪いくらいセリフが多くてごめんなさい。
シドーも頭の中でキャラ出来てるから勝手に会話を始めてしまって(吹き飛べ)
というかぶっちゃけ、このプレイ記がアカギさんのセリフメモも兼ねていたり(消え去れ!!)



主人公:シドー(♂)
 現在のパーティー
 ・イフリート(ヒコザル/♂/Lv.54)
 ・アマダット(ロゼリア/♂/Lv.54)
 ・ケルピー(ブイゼル/♂/Lv.54)
 ・アレス(ラルトス/♂/Lv.54)
 ・ラミエル(ロトム/?/Lv.54)



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