さて、スペシャルエピソード第2弾です。 第2弾は親方様の過去のようです。楽しみ。 それでは参りましょう。 夜中、こっそり親方様へセカイイチを運ぶペラップ。 親方様と話していると、親方様が何かを落としました。「まもりのオーブ」のようです。 どうやら親方様は、これをとても大事にしているようです。 ペラップ「しかしまもりのオーブとはとても貴重な専用道具ですね。 でも……これは虫タイプにしか効果がなかったはず……。 親方様が持っていてもあまりお役に立たないのでは?」 親方様「うん。確かにそうなんだけど……でも……でもこれは特別なもの。」 ペラップ「特別なもの?」 親方様「うん♪ 特別なもの。そして……ボクが探検家を目指すことになった……その原点なんだ。」 Special Episode−2:てんさいププリン 時は昔。そう……それはボクがまだ小さな子供で…… ボクがまだプクリンじゃなく……ププリンだったころの話なんだ。 あるところにみんなが楽しく暮らせる……それはとても平和な草原があって…… そこの小さな家でボクは生まれ……家族と一緒に幸せに暮らしていたんだ。 そして画面はププリンの家へ。 って親方様のパパママ! 何かウケる! この時代から語尾によく音符のつく親方様。このころから相変わらずなんですな。 友達と遊ぶので、ママがグミをたくさん買ってくれたそうで。お母ちゃん……(涙) やっぱり家族話はいいですね……。 親方様のママ、若干まつげが長いです。さすがママ。 そして親方様はこのころからすでに「ともだち〜♪」と言っています。さすがです。 お友達が迎えに来ました。 外に出ると、そこにはウパー、ムチュール、スボミーが。 みんなで親方様が持ってきたグミを食べます。 そこへジュペッタとスコルピが。いじめっ子らしいです。 親方様はジュペッタとスコルピにもグミを上げます。ジュペッタとスコルピにとってはいいカモ的な感じです。 いつまで経っても親方様が騙されたことに気付かないので、ウパー達はママに相談に行くことに。 その晩、親方様はママの子守唄で眠ります。 親方様が眠った後、ママはパパに、ウパー達から聞いたことを相談します。 このままでは親方様が不良にならないかと。 しかし親方様、親にも何考えてるかわからないって……。さすがです。 パパの方はあまり心配していないようです。 パパは昔、親方様と山登りをしたその帰り、嵐に会ったそうです。地盤が緩くなって落石もあるようで。 怖がるププリンかわええのぉ。 その時、パパの頭上に巨大な岩が。つぶされる! と思ったその時、親方様は「たあーっ!!」を使いました。 岩は砕け散り、パパは助かりました。素晴らしいですな。 ププリンには不思議な力があるようですな。いいですねぇ。 翌朝も親方様は友達と出かけるようです。 ジュペッタとスコルピが、探検ごっこがやりたいと言い出しました。 そして暗黒の森とかいうところに行こうと。 ムチュール、ウパー、スボミーは行かないと言って逃げだしました。怪物がいるとか何とか。 親方様とジュペッタ、スコルピは暗黒の森とやらに出かけます。何かいじめっ子って言うけどこいつらかわいいな。 ―アンコクのもり― やっぱりププリンだと辛いです。技とか体力とか。 さて、何とか奥まで来ました。スコルピとジュペッタはビビっているようです。 奥には洞窟。涙目のジュペッタとスコルピ。 ジュペッタが奥にいるとかいう怪物に向かって叫びましたが、返事はなし。 怪物なんていないよな、と笑って帰ろうとすると、何かの唸り声が。 そしてアーマルドが登場。ジュペッタとスコルピは逃げだしました。 アーマルドは親方様にもとっとと帰れと。 叫び声をあげても、親方様は全く動じません。アーマルドもびっくり。 親方様はアーマルドに興味津々です。アーマルドはしぶしぶ、森の奥へプクリンを連れていきました。 森の奥に岩穴があり、その中にはいろいろな道具が。親方様大はしゃぎ。 アーマルドの家だそうです。もともと探検家だったけど、とある理由でやめて、今はここにいるとか。 目を輝かせるププリンがかわいい。まじかわいい。 アーマルドは親方様に秘密の地図を渡しました。何やら暗号のようなものがあって解読できないとか。 それをアーマルドが熱く語っていると、親方様は何と地図に火をつけました。親方様超楽しそうです。 アーマルドはあわてて火を消しました。地図黒こげです。 すると親方様は、黒こげの下に何かが見えるよ、と。 親方様すげぇ。さすが天才。 そしてププリンは、翌日アーマルドと一緒に東のほら穴とかいうところへ行くことに。 翌朝、家から出ると、スボミーとウパーとムチュールが。一緒に遊ぼうと行ってきましたが、ププリンはやんわりと断って暗黒の森へ。 ジュペッタとスコルピにも会いました。プクリンかわええのう。 何とか暗黒の森を抜け、アーマルドのところへ。 親方様、ガルーラ像に興味津々です。かわええのう。 しかしガルーラ像、結構昔からあるんだなぁ。これがどのくらい昔かわかんないけど。 そしてアーマルドと一緒に東のほら穴へ。 ―ひがしのほらあな― モンスターハウス……本当に嫌ですねあれは……。 ポケモンたちの強さ自体は大したことないんですが、モンスターハウスは本当に鬼畜です……。 何とか奥へ。 奥には何やら怪しげな扉が。そして部屋は仕掛けだらけです。 扉の両脇に丸太、床には穴ぼこ。ブロックを押してスイッチを押すけど、壁には棘が。水晶は触ると色が変わるらしく、床にはそう見ても怪しげなパズル。 アーマルドはざっと見てそんなことを親方様に言うと、親方様はじゃあ片っ端から試そうか♪ と。さすがです。 そして親方様はは何やらうきうきとしながら進むと、扉の前で「たあーっ!!」を。扉は木っ端みじんに。 罠を仕掛けた方……ご愁傷様です。 奥へ進むと、大きな宝箱が。その中には「まもりのオーブ」が。 アーマルドがまもりのオーブの説明をしていると、親方様は後ろでくるくると踊っています。何だこのかわいい生き物。 呆れながらそれを見つつ、アーマルドは親方様に天才的な才能を感じます。 そして親方様はアーマルドを「ししょー」と呼び始めました。コイツ本当にかわいいなあ。頭下げてる後ろ姿がただのピンク色の球体だ。 親方様はアーマルドに弟子入り志願。断るアーマルド。 敬語をしゃべる親方様。何というレアシーン。 そして親方様は何とかアーマルドに弟子入り。 こうして……ボクはししょーに弟子として認められ…… また、ししょーも探検家に復帰することを決めて…… ボクとししょーは……一緒に探検することになったんだ。 そしてまたフランクな言葉に戻る親方様。やっぱりさっきのはレアシーンだったのね。 ししょーの弟子になってからはホント楽しかったよ♪ 朝起きたらすぐにししょーのおうちに遊びに行って…… 地図を広げて探検する場所を探す。 親方様「ねえししょー。今日はここを探検しよ♪ この……せかいのはて……って書いてあるところ♪」 ししょー「いけるか! そんなところ!」 仲良く居場所を決めたら……すぐに探検に出かけて…… 親方様「わあ! おたからおたからー♪」 ししょー「うかれるな! わながあるかもしれん!」 そう言いつつ自分が落とし穴に落ちるししょー。さすがです。 親方様「し、ししょ――――――! ししょ――――――――――――っ!! ししょ――――――――――――――――――!!! まっ、あとで助ければいいか♪」 ボクとししょーの絶妙なコンビネーションでお宝をゲット! こんな感じでボクたちは……探検を次々と成功させていったんだ♪ そうして……数カ月後……。 それにしてもししょー、いいキャラだな。さすが親方様のししょー。 場所変わって、目の前には大量の宝箱。 ししょーは親方様に探検の才能があることを確信。 ほくほくとした様子で帰る親方様とししょー。 ししょーは明日は財宝の岩場というところへ行くことを親方様に話します。 喜ぶ親方様をししょーは先に帰します。そして自分も。 その様子を、陰で見ているポケモンが1匹。ニドキングです。 翌朝。アーマルドの住み家へ向かいます。 シショーは、財宝の岩場は少々厳しいかもしれないと言いだします。親方様に促され、アーマルドも行くことを決意します。 準備を済ませ、財宝の岩場へ向かいます。 ちょうどその頃、ププリンの家にはウパーとスボミーとムチュールが。 親方様が暗黒の森へ遊びに行っているらしいのを心配しています。 そこにジュペッタとスコルピも。ママたち大慌て。 そこにニドキング登場。アーマルドのことを探しているようです。 ニドキングも探検家のようです。何やらわけありっぽいです。 ―ざいほうのいわば― 何というか、割と楽に進みました。 中継地点に到着。 ししょーは、こういうところがあるところに限って、ダンジョンのボスがいたりすると言いだしました。確かにそうだ。 最奥に到着。そこには扉と火のついたたいまつが。 ししょーはたいまつの火を消せば扉が開くと言って、火を全部消しました。 すると地響きが。しかし扉は開きません。 かと思うと足元がぱっくり。 辺りは真っ暗。そして唸り声や妙な音が。親方様超ワクワク。 そして辺りが明るくなり、見ると周りにはダイノーズ、メガヤンマ、ネンドール、バクーダ、バクオング、ビークインが。モンスターハウスらしいです。 バトルに突入。これはきつくないか!? 何とか倒しました。それにしてもマグニチュードは鬼畜だ……。 親方様とししょーは明かりの指す方へ。 外は何やら古代の遺跡のようです。 そこへ向かおうとすると、ニドキングがやってきました。 そしてパパママに友達、そしてコイルと保安官が。 何と、ししょーはお尋ね者だったそうです。ニドキングはししょーを追って来たそうで。 保安官も本当だと。しかもBランク。Bランク……? ししょーは大人しく保安官の方へ。親方様はものすごく悲しそうです。 みんなはししょーが親方様を巻き込んだと思っていたようです。親方様はそうじゃないと必死に説得。泣き顔かわええのう。 誰もプクリンの話を聞かず、ししょーを連行しようとしました。 その時、地面が揺れ始めました。 そして辺りで爆発! 親方様の「たあーっ!!」が発動する! というまさにその時! 待てッ!! やめるんだ! ぼうず!! と、ししょーが親方様に声をかけました。ししょーはオマエまで悪者になってどうする、と。 ししょーは悪者じゃない、という親方様に、ししょーは保安官に時間をもらって親方様に話しかけます。 ししょー「悪いな。ぼうず。ニドキングの言う通り……オレはお尋ね者なんだ。オレは悪いヤツなんだよ。」 親方様「そんなの……ウソだ!!」 ししょー「きけ。ぼうず。オレはお尋ね者として、全国から指名手配されていた。 追っ手から逃れるために……オレは逃げて逃げて逃げ続けた。 そうして行き着いた場所が暗黒の森だったのだ。 暗黒の森に来たオレはウワサを流した。森の奥に怪物がいるというウワサをな。 そうすれば森に来るヤツもいないだろうし……捕まることもないと思ったからだ。 そうやってオレは暗黒の森を隠れ家にしてたんだ。 本当はもっと早く言うべきだったんだが……なかなか言い出せなくて……ゴメンな。」 親方様「し、ししょー……。」 ししょー「とにかく。オレは悪いヤツなんだよ。でも……オマエは違う。 だからオマエは……オレとは一緒にいちゃいけないんだ。」 親方様「そんな! ボクはいっしょにいて、ものすごく楽しかったんだよ? これからもいろいろ教えてもらうつもりだったんだよ? ししょーがいなくなったら……これからボクは……どうしたら……。」 ししょー「ぼうず。そんなに探検が楽しかったのか?」 親方様「うん……。」 ししょー「だったら……いつか立派な探検家になってくれ。オレみたいなハンパものじゃなくな。 オマエには才能がある。だからオマエは……立派な探検家を目指してくれ。」 親方様「し、ししょー……。」 ししょー……!! 時間になり、保安官の方へ向かうししょー。 親方様「い、行かないで!!」 ししょー「ぼうず。オマエと一緒に探検した数日間は、オレも幸せだった。 こうして捕まってしまう危険もあったが……でも……それでも探検に行ったのは…… オマエと一緒にいるのが楽しかったからだ。 探検がここまで楽しいと思ったのは、オレもこれが初めてなんだ。 それに気がつかせてくれたのはオマエだ。本当にありがとうな。」 親方様「うううっ……ししょー……。いっちゃ……いっちゃ嫌だ……。」 ししょー「ぼうず。わかってくれ。オレはこれから罪を償わなくてはならない。 でも償い終わったとき……その時はまた気持ちを新たに……オレも探検隊を目指すつもりだ。 いつになるかわからないが……でももし、その時が来たら……その時はまた……一緒に探検できたらいいな。」 親方様「き…きっとだよ!!」 そして保安官たちに連行されるししょー。 親方様「ししょー! ししょー!!」 ししょー!! (ぶわっ) うわぁぁんもうなんだか泣けてきた!! そしてししょーは、親方様に何かを投げ渡しました。 泣き崩れる親方様。俺ももう泣きそうです。 最後にししょーから渡されたもの…… それが、ボクとししょーが初めて一緒の探検で見つけた……まもりのオーブだったんだ。 そして場面はギルドへ。 ししょーがその後どうなったか、それはまたあとで♪ と言われてしまいました。 ただ、その「まもりのオーブ」を見ると、いつも探検家としての原点を思い出すのだそうです。 この世には確かに、お尋ね者もいっぱいいるし…… それを懲らしめたりもするけれど……でも…… 本当に悪いポケモンなんて……実はどこにもいないんだってことも。 はい、スタッフクレジット入ります。 こら、製作者。スタッフクレジット、文字がぼやけて見えないぞ。 あーもう、ストーリーの途中、しかもよりによってヨノワールさん登場直前にこんな話挟むなんて……卑怯だ! そしてグッジョブ!! 畜生、ししょーのその後気になるな。超気になる。 ああもう、前書いた探検隊ヨノワール小説思い出しちまったよ。善悪なんてそんなもんだよね。 それにしても、『悪人』が幼い子を連れていると、その子にひどいことしているようにしか見えないというのが辛いですね……。泣けます。 それにしても、ししょー、何やったんだろう……。 それにしても、何だかちょっとジュプトルに通じるところがあるね。 まさかこんなところで泣くとは思わなんだ。やっぱダンジョンは製作者本気出しすぎ……。 さて、気分を変えて、次回からまた本編です。 ヨノワールさんですよ! ああ楽しみだなぁ! それではこの辺で! |