―”Pokemon Dungeon of Mystery:Sky Exploring Party”Play diary―
#13.とりあえず語ればいいと思うよ


   Chapter−13:ヨノワールのひみつ


 はぁぁぁぁ! ようやく未来が近づいてきましたね!!

 トレジャータウンの広場にはヨノワールさんが。
 ユクシーとエムリットもいます。ユクシーとエムリットは口調が女の子っぽいけどアグノムはどっちなんだろ? どっちでもよさそうな感じだけど……。

タカハル「あ! ヨノワールさん!」
ヨノワール「おおっ! タカハルさんにツクヤミさん! 無事だったのですね! よかった!」
タカハル「ヨノワールさんも帰ってきてたんだね! あの時は助けてくれてありがとう!
      それで……あのあとはどうなったの? ジュプトルは? ジュプトルはどうなったの?」

ヨノワール「あの後わたしもジュプトルを追ったのですが……残念ながら逃がしてしまいました。」
タカハル「あの、ヨノワールさん。水晶の湖でジュプトルと戦った時……
      ヨノワールさんはジュプトルのことを知ってたみたいだけど……あれは……」

保安官「アア! ソノ ハナシナラ!
     ソレモ フクメテ コレカラ ヨノワールサンガ ミンナニ セツメイ スルソウデス。
     ナノデ ミナサン。 コッチニ アツマッテクダサイ。」


 保安官……役得だなぁ……。
 この時はもう保安官はヨノワールさんから話を聞いてたって頃ですかね?

 保安官は、今回初めてジュプトルから時の歯車を守れたと。
 それを守ったのはアグノム、そしてアグノムを助けてジュプトルを追い払ったのがヨノワールさんだと。
 いやまあ、そうなんだけどさ、ミンティアのことも少しは触れてあげようよ保安官。

ヨノワール「ジバコイル保安官。すみません。ここからはわたしがお話を……。」
保安官「ワカリマシタ。ヨロシク オネガイシマス。」

 はぁ……そしてここからヨノワールさんがしばらく語りますな! いいですなぁ!

ヨノワール「皆さん! 時の歯車を守れたのは確かによかったのですが……
       しかしジュプトルには逃げられてしまいました。
       ですので全く安心できません。ジュプトルはまた必ず時の歯車を奪いに来ます。
       そしてまた……わたしは皆さんに……ある重大なことを伝えなければなりません。
       それを今からお話しします。
       まず……先程タカハルさんがわたしに聞いた質問……
       わたしがジュプトルのことを知ってるんじゃないかという質問ですが……
       その通りです。わたしは前からジュプトルを知っています。」
みんな「ええっ!!?」
ヨノワール「今からするお話は……皆さんにはとても信じられないものかもしれません。しかし事実です。
       しかもこのまま放っておくととんでもないことになるのです。ですので真剣に聞いてください。
       まず……ジュプトルは……ジュプトルは未来からやってきたポケモンです。」

キマワリ「み…未来ですって!?」
ディグダ「お父さん。未来ってなあに?」
ダグトリオ「1年後とか2年後とか……これから先の時間のことだ。」
ドゴーム「でもありうるのか? そんなことが!? 未来からポケモンが来るなんてよぉ!」


 でも確かに、未来って結構アバウトな概念ですよね。
 「今」より後なら1秒後でも1年後でも100年後でもいいわけですからね。
 実際はどのくらい未来なんだろうなぁ……「今」から。

ヨノワール「未来世界でのジュプトルはやはりものすごい悪党で……指名手配中のポケモンです。
       そして未来世界から逃げのびるために……この過去の世界へとやって来たのです。
       そしてこの世界にやって来たジュプトルは……ある悪だくみを企てました。」
ペラップ「な、何ですかっ!? その悪だくみってっ!?」
ヨノワール「それは……星の停止です。」
ペラップ「星の……停止?」
ヨノワール「そうです。星の停止とは、星自体の動きが止まってしまうことです。
       時の歯車をとるとその地域の時間も止まりますよね?
       いろんな地域の時が止まっていき……ついにはこの星自体の動きも止まってしまう……
       そのなれの果てが星の停止なのです。」
ヒメグマ「星が停止すると……この世界はどうなるの?」
ヨノワール「星が停止した世界は……風も吹かず……昼も来ないし……春も夏も来ない……
       まさに暗黒の世界……世界の破滅といっても言い過ぎではありません。」
ヤルキモノ「せ…世界の破滅だってぇ!?」
ドゴーム「時の歯車がなくなるとそんな風になっちゃうのかよ!?」

ヨノワール「最近時が狂い始めたのも……全ては時の歯車が盗まれた影響です。
       このまま時の歯車を奪われ続けたら、世界は破滅してしまうのです。」

ポッポ「そ、そうだったのか……。」
オオスバメ「しかしまずいぞ! それは!」
タネボー「な、何とかしないと!」


 慌てるポケモンたち。
 自分ならスケールでかすぎて混乱しますな。
 ってか星の停止ってどういうことなんだろう……。
 そもそも時間が止まるって概念も難しいけど、星が止まるってことは何が止まるんだ? 自転とか公転とか? それ止まって何かあるの? 慣性の法則で地上のもの全部えらいことになるかもしれないけどさ。でもその天体以外の時間に何か影響あるの?
 ……駄目ですなぁ理系(地学)は。夢がないorz

ヘイガニ「ヘイ! 質問! ちょっとわかんないことがあるんだけど……」
ヨノワール「何でしょう。」
ヘイガニ「今が大変なのはよくわかったんだけど……でもわかんないのは……ヨノワールさんのことだよ。
      ヨノワールさんは何でそこまで詳しく知ってるの?
      いや、ヨノワールさんが物知りだってのはよくわかってるし……尊敬もしてるけどさ……
      でもいくら物知りだってさ……未来のことまではわからないんじゃないの? ヘイヘイ!」
ポッポ「そう言えば……」
タネボー「そうだよな……。」

ヨノワール「いや。ヘイガニさんのおっしゃる通りです。普通なら知りようがない。
       でもなぜわたしがそんなことを知っているのか?
       それは……わたしも……未来からやって来たポケモンだからです。」
みんな「ええ〜〜〜〜〜〜〜っ!?」
タカハル「ヨノワールさんも……未来から来たポケモンだってぇ〜!?」
ビッパ「ひゃー! あっしにはややこしくて頭がヘンになりそうでゲス!」
ヨノワール「わたしの目的。それはジュプトルを捕まえることなのです。
       そのために……わたしは未来からやって来たのです。
       また、わたしはジュプトル捕獲を成功させるため……未来でこの世界のことをいろいろ調べました。
       わたしがこの世界に詳しいのもそのおかげなのです。」


 ってことはやっぱり未来世界に図書館的な何かがあったってこと?
 あぁ……。ソースが気になる……。

リングマ「……な、何で今まで黙ってたんだよ?」
ヨノワール「す、すみません……。……それについてはわたしも心苦しかったのです。
       今まで黙ってて、ホント、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
       ただ……もしいきなりそんなことを言ったとして……わたしは未来から来ましたといきなり言ったとして……
       一体誰が信用してくれたのでしょうか?」
リングマ「うぐっ……。」
ヨノワール「また、ジュプトルに感づかれないようにするためには……
       この話は秘密にしたまま行動した方がいいと思ったのです。」
ペラップ「た、確かに……。」
ヨノワール「しかし、今まで皆さんに隠してたことも事実です。
       皆さんにはずっと黙ってて……本当に申し訳ありませんでした。」

ペラップ「いやいやいやいやいやいやっ! 謝らないでください! そういうことなら仕方がないでしょう!」
保安官「ソウデスヨ。ヨノワールサンハ マチガッテイナイ。 ニクムベキハ ジュプトル デス。
     ナントカシテ ツカマエナクテハ!」


 みんなジュプトルを捕らえるため、ヨノワールさんに協力することを申請。
 本当に相手の心を動かすのうまいなぁヨノワールさんは。

ヨノワール「皆さん、ありがとうございます。皆さんの……ポケモン全員の力を合わせて……
       ジュプトルを捕らえ……ジュプトルの悪だくみを何としてでも阻止しましょう!!」

みんな「おお――――――――――――――――――――――っ!!」

 湖の3匹が、自分たちが戻ればジュプトルもやってくるんじゃないかと提案。

ヨノワール「……なるほど。おとり作戦ですね。」
アグノム「うん。」
ヨノワール「しかし、それだとあなた達がキケンな目にあってしまいますが……」
エムリット「望むところだわ!」
アグノム「それでジュプトルを止められるなら……」
ユクシー「私たち、覚悟はできてます。」

ヨノワール「…………わかりました。
       皆さん! 今から作戦を言います! ですのでしっかり守ってください!
       まず、皆さんはいろんな場所にウワサを広めてください。
       『ユクシーさん、エムリットさん、アグノムさんの3匹が……
       時の歯車を封印するために水晶の湖に帰って行った』……と。
       とにかくそのウワサを出来るだけ広めてください。」
ペラップ「なるほどー。ジュプトルの耳にも入るようにするワケですね。」
ヨノワール「そうです。でもジュプトルはウワサだけじゃだまされない。
       ですので、ユクシーさん、エムリットさん、アグノムさんの3匹には……本当に水晶の湖に行ってもらいます。」

タカハル「そっか! そしてジュプトルがアグノム達に近づいたところを捕らえるってワケだね!」

 盛り上がるポケモンたち。自分が捕まえるんだと燃えるギルドのメンバー。

タカハル「みんなに後れを取りたくないよ! ツクヤミ! ボクたちも頑張ろうね!」

 ここまで主人公完全に空気。
 主人公……頑張れ……。

ヨノワール「いや。せっかくなんですが……ジュプトルの捕獲はわたし1匹でやらせてください。」
タカハル「ええ〜〜〜〜っ!? ど、どうして〜〜っ!?」
ヨノワール「ジュプトルは非常に用心深い性格です。
       アグノムさんたちが本当に水晶の湖に帰ってることがわかったとしても……相当警戒するハズです。
       なので、そこでもし水晶の湖に……たくさんのポケモンが見張っているのを知ってしまったら……
       ジュプトルはアグノムさんたちには決して近づかないでしょう。
       ですのですみませんが……ここはわたし1匹でジュプトルを捕まえます。」
タカハル「う〜ん、そっかあ……。残念……。」
ヨノワール「すみません。タカハルさん。今度こそジュプトルを確実にとらえたいのです。ガマンしてください。」


 というわけで、親方様の許可も得、ギルドの連中は今回は裏方に徹することに。
 いやはや、手がこんでますヨノワールさん。そしてあとでヤミラミを連れてくるわけですね。

ヨノワール「それでは皆さん。いろいろお願いしてすみませんが、よろしくお願いします!
       そして……何としてでも……ジュプトルを捕まえましょう!」
みんな「おお―――――――――――――――っ!!」


 かくして、ヨノワールはユクシー、エムリット、アグノムと共に……水晶の洞窟に向かいました。
 また、その他のポケモンたちは……アグノム達が時の歯車を封印するというウワサを必死に広めようとするのでした。


 ギルドは普通に仕事をすることに。


 そしてスペシャルエピソード『本日のきゃー』がプレイ可能に。
 うぉう!
 まさかこんなタイミングで来るとは! 予想外!


 それでは、いったんここで切ってスペシャルエピソードをやることにしましょう。
 どうしよう……今回ヨノワールさんの語りしか入ってないぞ……ま、いっか。

 それでは今回はこの辺で。



名前/ポケモン/Lv. ツクヤミ/チコリータ♂/Lv.41 タカハル/ヒノアラシ♂/Lv.41
HP 137 135
攻撃/防御 110/62 71/64
特攻/特防 82/60 64/64
たいあたり たいあたり
はっぱカッター でんこうせっか
しぜんのめぐみ ふんえん
タネマシンガン かえんほうしゃ
かしこさ ☆☆と半分 ☆と半分






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